新じゃがの皮は手でむけます

スーパーに行くと、新玉ねぎ、新じゃが、にんにくなどが

並ぶようになりましたね。

キャベツの値段も下がってきて手に取れるようになってきました。

 

うちのじゃがいももいよいよ来週から収穫作業が始まり、

約2ヵ月の間収穫していきます。

 

実際の収穫の前に出荷先でライマン価の検査があります。

三方原馬鈴薯は種類で言うと男爵芋です。

男爵芋の大きな特徴は茹でたり、煮たりしたときのホクホクとした食感

その食感はじゃがいもに含まれるでんぷん量によって決まります。

従って、基準値以上のでんぷん量があるか、調べる必要があり、

満たしていない場合は出荷が出来なくなります。

 

そのライマン価を計るために何株か掘って、検査に持って行った

じゃがいもを持ち帰って料理に使用します。

実際に今年のじゃがいもを食べたら例年通りホクホクでおいしい

じゃがいもが出来ました。

これなら自信を持って出荷することが出来ます

 

もう1つ三方原馬鈴薯の特徴皮が薄いことです。

皮が薄い、つまり料理の時にしっかり洗えば皮ごと食べられるってこと。

じゃがいもの皮には栄養価の高い成分がたくさん含まれているので

是非料理の際には皮ごと使って欲しいです。

皮が気になる場合は、通常通り皮をむいて料理すればOK。

 

うちで作っているじゃがいもは、掘って3日以内程度であれば

ピーラーなどを使わなくても手でも皮がむけてしまいます。

実際に3日前にライマン価の検査用に掘ったじゃがいもを手で

むいてみました。

 

 

こんな感じできれいに全部の皮がむけています。

このままどんな料理でも使うことが出来ます。

 

今回は皮をむいたのをシンプルにじゃがバターにしてみました。

じゃがいもをキッチンペーパーでくるんで水に濡らし、その上から

ラップをかけて600Wで5分。

レンジだと簡単に蒸かすことが出来るのでいいですね。

 

出来上がりがこれです。

 

 

皮の下の部分が残っていて、中はホクホク

いくつでも食べられます。

 

うちで小さなころからよく食べていたのは、ピンポン玉より小さいサイズの

じゃがいもを皮をむいて、固ゆでした後に油で揚げて塩をまぶしたやつです。

一口で食べられますし、ホクホクで冷めてもおいしいんです。

じゃがいもの収穫が始まると、小さいサイズもたくさんあるので母や祖母が

よく作ってくれて、おやつ代わりに食べていました。

書いているうちにお腹がすいて食べたくなってきますね。

 

今回は、新じゃがの皮について書いてみました。

スーパーで新じゃがを買って、じゃがいもの皮が手でむけるようだったら

鮮度がとてもいい証拠です。

そうでなくても栄養豊富ですので皮ごと料理もおすすめです。

 

季節の野菜、新玉ねぎ、新じゃが、スナップエンドウ、さやえんどう、

にんにくなどたくさん出ていますのでおいしく食べましょう。

 

それでは。