昔と今を比べると…

私たちは、今は冬から夏にかけてじゃがいもを、

秋から冬にかけて大根、キャベツを作っています。

 

私が小さいころ、小学生くらいの頃は

周りの農家さんを含めて皆お茶を生産していました。

 

一面の茶畑。

小さい頃は背中に網の籠を背負って茶摘みもしました。

その後、大きなカッターのような機械で茶畑の1列の半分を

2人で切っていき、後ろに袋を付けて切った葉を入れていっていました。

 

自分の所では加工は出来ませんので、お茶の葉が入った直径1m以上の袋を

トラックに積んで農協のお茶の加工場へ祖父と一緒に行った思い出があります。

 

しばらくはお茶を作っていましたが、段々とじゃがいもへと

変わっていきました。

 

じゃがいもは昔は自分の家で大きさごとに選別機で選別し、

段ボールに詰めて農協へ持っていっていました。

今はコンテナと呼ばれるプラスチックのケースに一定以上の

大きさのじゃがいもを入れてそのままJAへ出荷しています。

 

静岡県内は、近いところだと掛川天竜、少し離れると牧之原、川根など

お茶の産地がたくさんあります。

お茶からじゃがいも生産へ変わった当時の事情は分かりませんが

生産品も変わっていくこともあります。

 

今はじゃがいもをメインで作っていますが今後変わることも

あるかもしれません。

 

農業で生活していますのでその時代の状況などにより

生産品も変えなければならなくなる時もあるでしょう。

 

今はいいじゃがいもを多くの方に食べてもらえるように

頑張りたいなと思います。

 

じゃがいもおいしいですよ。

特に男爵が私は大好きです。

 

それでは。